工場勤務が4回転職で使った7媒体のリアル評価
転職媒体の使い方って、エージェント1~2社に絞る派と、片っ端から登録する派に分かれます。
自分は完全に後者でした。
4回の転職活動で、合計7媒体を使いました。
軸記事で書いた5社・4回転職の話で、実際に使った媒体を全部出します。
軸サイト=マイナビ転職、エージェント類はその時々で使い分け、
というのが自分のパターン。
「色々試してる感」=4回もやれば、媒体の好き嫌いがそこそこ出ます。
第3記事では、5社目の内定をどう取ったかを書きました。
ここではその裏側、媒体の使い分けです。
まず結論:常時チェックの3軸+ちょい触れ1+おまけ3
時間ない人向けに先に結論を置きます。
常時チェックしてた3軸(推し):
- マイナビ転職
- リクルートエージェント
- doda
ちょい触れた1つ:
- マイナビエージェント
おまけ3つ(その時々で使用):
- パソナキャリア
- リクナビ転職
- ハローワーク
ここから1媒体ずつ書きます。
① マイナビ転職(全期間の軸サイト)
総合評価:◎
エージェントじゃなくて転職サイトです。
4回の転職活動すべてで、ここを軸にチェックしていました。
良かった点
工場系・現場系の求人が多い。
中小~中堅メーカーの求人がしっかり載っているので、工場勤務の仕事を探す身には強い。
スカウト機能で、自分の経歴に合った求人が向こうから飛んでくるのも地味に便利でした。
担当者がいない=自分のペースで動ける、というのも自分には合っていました。
「楽したい」軸の人間としては、ガッツリ面談に時間を取られないのは助かる。
いまいちだった点
添削サービスは、自分のケースではいまいちでした。
書類選考落ちまくりだから、マイナビ転職の添削サービスつかってみた
早々にアンサーが来たから、おっ!ってなったが内容は箸にも棒にも掛からないアドバイスで草もはえない
返事は早いけど、中身が一般論レベル。
「もう少し具体的に書きましょう」「自己PRを工夫しましょう」レベルだと、こちらとしては「それは知ってる」となります。
こんな人に合う
- 自分のペースで求人を眺めたい人
- ガッツリ面談に時間を取られたくない人
- 工場系・現場系の求人を幅広く見たい人
② リクルートエージェント(全期間登録・大企業求人が豊富)
総合評価:◎
4回の転職活動すべてで登録していました。
全部メインで使い倒した、というよりは「ベースキャンプ」として常時開いていた感じ。
リクルート面談 なんかよく喋る人だった
昼前にリクルートエージェント2発目
求人のすり合わせ見たいな
まあすぐ終わったわ
良かった点
求人数が多い。とくに工場系・QA系の求人は、ここが一番揃っていました。
大企業の求人もここが一番多い、というのが使い倒して見た実感。プライム上場の大手部品メーカー(4社目)の求人も、リクルートエージェント経由で渡されていました。
面談がスピーディ。2回目の面談は17分で終わりました。
いまいちだった点
担当者の当たり外れが激しい。
これが最大の弱点です。
リクルートエージェントの担当者は変えよう
リクルートエージェントは死んだのか
レスポンスないわ
ある時期はレスポンスが2週間来ない、ということもありました。
そのまま黙って我慢する人もいると思いますが、自分はメールで担当変更を依頼しました。
あとリクルートエージェントの担当変えてやーってメールしといた
担当変更は普通に対応してもらえます。
リクルートエージェントを使うコツは、合わない担当者に当たったら遠慮なく変えることです。
もう1つ、担当者関連で記憶に残っているのが、選考進行中の面接をキャンセルした時のこと。
担当者からずいぶん強めに怒られました。
「向こうの予定もあるんで」と。
それはそうなんだけど、こっちにも事情があるわけで。
エージェント担当者によっては、辞退・キャンセル耐性が低い人もいる、というのが当時の感想です。
こんな人に合う
- 求人を網羅的に見たい人
- 大企業狙いの人
- スピード重視の人
- 担当者と合わなければ変える勇気がある人
③ doda(3社目→4社目、4社目→5社目の内定経由)
総合評価:○(ドライに付き合える人向け)
実際に内定が決まったのは、3社目→4社目と4社目→5社目、どちらもdoda経由でした。
結果だけ見れば自分にとってdodaは「内定を出してくれた媒体」です。
ただ、担当者に世話になった記憶はあまりありません。
サイトで求人を眺めててきとうに応募して、内定が決まってからやり取りが増える。そのドライな関係が、自分にはちょうどよかったのかもしれません。
それでも、面談や電話のシーンで「あれ?」と思うことはちょいちょいありました。
ほいでdodaの(担当者)と電話の約束してたのに15時になっても電話こず
15分は待ったわクソが
謝罪のメール来たの16時位
やってくれるわくそが
dodaの電話面談
咳払いうざかったな!
会話弾まなくて草
昼からはdodaの面談2回目
必要かあれ
来週もやるらしいけど憂鬱
ただ、担当者と深く関わらない分、こちらのペースで求人を見て動ける。
内定が出てから担当者の出番が増える、というのは「関わりたくない人間」にとっては楽なスタイルでした。
良かった点
退職マニュアルを送ってくれます。退職交渉が初めての人にはありがたい資料。
doda(担当者)から退職マニュアルきたわ
これはもう手続きはじめてええんか?
求人媒体としての検索機能(dodaのサイト側)は使いやすい。
エージェントとしての担当者評価より、求人検索サイトとしての使い勝手がメイン、というのが自分の使い方でした。
こんな人に合う
- 担当者とべったり関わりたくない人
- 求人検索サイトとして併用したい人
- マイナビ転職・リクルートの併用として
④ マイナビエージェント(ちょい触れた)
総合評価:△~○
登録はして、面談もしました。
ただ求人提案は徐々に減っていって、フェードアウトという形で終わりました。
マイナビエージェントか
くそながかった
求人の読み聞かせ始まって草だった
39分39秒
ちなみにリクルートは17分とか
疲れた
「読み聞かせかよ」と当時の自分は文句を書いていますが、求人を1件ずつ説明してくれる仕様は、転職初心者にはありがたい。
リクルートのスピード感に慣れていると冗長に感じます。それだけ。
ただ、自分の希望(工場勤務QA・転勤なし・残業少)に合う求人は、マイナビエージェントだとそう多くなかった。
最初はそこそこ提案が来るけど、こちらが断り続けると徐々に頻度が落ちて、最後はフェードアウト。
エージェント側からすると、当然そうなります。
こんな人に合う
- 初めての転職で、ていねいに説明してほしい人
- リクルートとマイナビ転職の補完として登録しておきたい人
⑤ パソナキャリア(初めての転職で手広く使った)
総合評価:○(エージェントとしては可もなく不可もなし)
1社目から2社目に転職する時、初めての転職活動だったので媒体を片っ端から登録しました。
パソナキャリアはそのうちの1つ。
実際にここ経由で内定が出て、2社目に入っています。
エージェントとしての印象は、普通。
担当者の対応も普通、求人提案も普通、面談も普通。
良くも悪くも記憶に残るほどの強い色はなかったです。
ただ、内定が出た会社=2社目で、入社時にエージェント経路にまつわるちょっとした事件がありました。
これは記事末尾の番外編で書きます。
こんな人に合う
- 初めての転職で、媒体を片っ端から試したい人
- 大手系の総合エージェントを1社挟んでおきたい人
⑥ リクナビ転職(登録眺めるだけ)
総合評価:△
登録だけして、ほぼ眺めるだけで終わりました。
応募までいった求人はほとんどありません。
いまいちだった点
自分の希望(工場勤務QA・転勤なし・残業少)に合う求人が、他の媒体と比べて少なめでした。
スカウトメールはちょいちょい来るけど、内容が希望とズレている率が高かった。
良かった点
求人検索のUIは見やすい。
登録自体は無料なので、「網羅性のために登録だけしておく」用途には使える。
こんな人に合う
- 大手系・営業系の求人を探している人
- とりあえず登録して様子見したい人
- ※工場勤務QA層には積極的に薦める理由なし
⑦ ハローワーク(1社目→2社目の製造ポジション応募)
総合評価:○(地味に有効)
1社目から2社目に転職する時、ハローワーク経由で製造ポジションも応募していました。
パソナキャリアと並行で複数ルートで動いていた、という話。
若手のうちはハローワーク=おっさんが行く場所、というイメージがありましたが、行ってみると地域の中小企業の求人が出ています。
良かった点
地域密着の求人が多い。
家から通える範囲、という条件で探すには地味に有効でした。
いまいちだった点
求人票の情報量が薄い。
給与レンジが幅広く書かれていたり、業務内容が「品質管理全般」レベルで止まっていたりする。
詳しい話は応募して面接で聞くしかない。
こんな人に合う
- 地域密着で職を探したい人
- エージェント以外の選択肢も網羅したい人
内定が実際に決まった経由(全4回分)
参考までに、4回の転職で実際に内定が出た経由を並べておきます。
| 転職 | 内定経由 |
|---|---|
| 1社目→2社目 | パソナキャリア(品質保証ポジ) |
| 2社目→3社目 | マイナビ転職(直接応募) |
| 3社目→4社目 | doda |
| 4社目→5社目 | doda |
マイナビ転職を軸にしていたのに、内定はエージェント経由が3回。
求人を見つけるのはマイナビ転職、応募と選考のサポートはエージェント。
この分担で動いていた、というのが実態に近いです。
結論:工場勤務QAなら、メイン3軸併用が現実的
5社経験・4回の転職活動を通して言える結論はこうです。
軸サイト1つ+エージェント2社、これで十分:
- マイナビ転職(常時チェック)
- リクルートエージェント(網羅・スピード・大企業狙い)
- doda(別の求人プールとして、ドライに)
それ以外は状況に応じて:
- パソナキャリアは独自の企業ルートを持っていることがある
- ハローワークは地域密着で意外と使える
- リクナビ転職は登録だけしてれば十分
7媒体全部を「常時アクティブで使い倒す」は、本業との兼ね合いで無理です。
3つに絞って、残りは状況に応じて拾う。
これがコスパ的にちょうどいい運用でした。
エージェントを使う時の3つの実用Tips
最後に、4回使ってわかった実用Tipsを3つだけ。
① 合わない担当者は遠慮なく変える
担当者ガチャは、転職活動の成否に直結します。
合わないと思ったら、メール1本で変えてくれます。
我慢する必要は1ミリもありません。
② 内定後の不安は、エージェント経由で全部質問する
これは第3記事でも書きましたが、内定承諾前の不安は、エージェントに丸投げしていい。
休日出勤、残業、転勤、フレックスの運用、配属先。
全部質問して、書面で回答をもらってから判断する。
それがエージェントの仕事です。
③ 同じ企業に複数経由で応募しない
リクルートとマイナビ転職が同じ会社を提案してきた時、片方経由で応募すると、もう片方は使えなくなります。
求人ごとに、どちらのエージェント経由で動くかを意識する。
これだけで内定獲得後のトラブルが減ります。
番外編:エージェント経由なのに「書類上は不合格」にされた話
パソナキャリア経由で内定が出た2社目で、入社時にちょっとした事件がありました。
採用は決まる。
でも採用担当からは、
「パソナキャリア経由ではなく、不合格にしておいて、ハロワ経由で出したことにする」と言われたんです。
理由は経費削減。
エージェント経由で採用すると、企業側が紹介料を払う必要がある。
それを節約するために、書類上は「不合格」として処理する、という運用です。
今思うとコンプライアンス的にだいぶアウトです。
当時の自分は「採用してもらえるなら何でもいい」と思って受け入れましたが、これは2社目の文化を予感させる一件でした。
ちなみに2社目は8ヶ月で辞めることになります。
詳細は軸記事に書いた通り。
教訓としては、エージェント経由で内定が出た時、企業側が経由をどう扱うかを確認するクセはつけた方がいい、ということ。
普通の会社なら問題ない話ですが、たまにこういう運用をしてくる企業もあります。
次回予告
次回は、軸記事で触れた「年収550万のプライム上場vs年収480万+定時退勤」という選択を、もう一段深掘りします。
年収70万下げて手に入れた「家にいる時間」は、本当に元が取れたのか。
家計の数字を含めて書く予定です。